禅の本「ほとけ様に教わった 毎日をハッピーにする90の方法」南泉和尚著を読んだ感想レビューをまとめました。
スティーブ・ジョブスやマイケル・ムーアなど、世界のリーダー達が多くの影響を受けている「禅」を、普通の日常生活に活かせる身近な本はないかと探していたところ、この本に出会いました。
「毎日をハッピーにする90の方法」は、こんな人におすすめ
・禅や仏様の言葉を日常に取り入れて、ハッピーになりたい方
・禅や仏さまの言葉をわかりやすい言葉で、説明してくれる本を探している方
・禅やほとけ様の言葉を、身近な日常生活に取り入れて、自己啓発、自分を少しずつ変えて行きたい方
・禅や仏様に興味があるけれど、お寺に講話を聞きに行く時間がない、すぐ実生活に取り入れられる本を探している方 など
目次(読みたいところへジャンプできます)
禅の本「毎日をハッピーにする90の方法」 内容
著者の南泉和尚は、780年続く秩父の秩父札所十三番曹洞宗慈眼寺というお寺の住職様です。お寺の傍ら、幼稚園も経営されています。
仏様の教えをベースに、毎日をハッピー幸せにいきる方法が、実体験も踏まえて、わかりやすい言葉で親しみやすく書かれています。
仏さまの理想郷「涅槃寂静」〜人生をもっと楽に、日常生活をハッピーにするヒントが、本書に散りばめられています。
「毎日をハッピーにする90の方法」では、南泉和尚様のポリシー10か条をもとに、セクションごとにわかりやすくまとめられています。
南泉和尚様のポリシー10か条
行(ぎょう):誰もやらない。だからやる。
布施(ふせ):先に与える。
愛語 (あいご):前向きでやる気になる言葉を使う。
利行(りぎょう):人のため、地域のため、世界のためにやる。
同事(どうじ):感動し、共感し、感謝する。
持戒(じかい):ポリシーに従って生きる。
忍辱 (にんにく):ぺしゃんこになっても、へこたれない。
精進(しょうじん):毎日、昨日よりティッシュ1枚成長する。
禅定(ぜんじょう):自己を掘り下げ、静かな時間を持つ。
般若(はんにゃ):死ぬまで成長、死んでも支援。
わかりやすい禅の本「毎日をハッピーにする90の方法」 感想レビュー ちょっとネタバレ
人それぞれ、日によって心に響く言葉は変化すると思いますが、今の自分に響いた「毎日をハッピーにする」言葉をピックアップして紹介します。
プラスに考えるクセをつける
物事がうまく進むことだけを、繰り返しイメージする。アファメーションのようですね。
人生があらゆる方向へかけ算プラスになるよう、まずは姿勢から正していこう。
「大丈夫」を口癖にする
ネガティブなことばかり考えず、うまくいくと信じて「大丈夫」という。
大丈夫という言葉は、菩薩を意味する仏教用語なんだそうです。
ティッシュ1枚ずつ成長する
他人と比べるのではなく、比べるのは昨日の自分自身。昨日と比べて「ティッシュ一枚分成長」しよう。
やることリストを作る
仕事でのTO DO LISTを日常生活でも取り入れるという考えであろうと思います。
朝、その日にやるべきことをすべて書き出しリスト化してから、1日を始める。一つできるごとに自分をほめよう。
和尚様によれば、やることリストをやるのとやらないのとでは、その日の過ごし方が全く異なるんだそうです。
禅の本「毎日をハッピーにする90の方法」 感想レビューのまとめ
日常生活で大なり小なり困難や課題にぶち当たったら、「大丈夫」「こんなときこそ、成長のチャンス」と感謝して受け止める。幼稚園経営で経営難に陥った経験のある南泉和尚様の言葉であるので、説得力があります。
禅の本だと思って手にとった「毎日をハッピーにする90の方法」ですが、すすっと入ってくるわかりやすい内容です。
漢字続きの難しいお釈迦様の言葉が、噛み砕かれて書かれていて、読み終わったときは、なんとなくほっとしていました。
座右の銘のように、日常の片隅にこの本をおき、その時々で気になった言葉を読み返してみようと思います。
禅の本「ほとけ様に教わった 毎日をハッピーにする90の方法」を今回はアマゾン読み放題Kindle Unlimitedで読みました。
電子書籍版で本書を読みましたが、目次からタップしてすぐ読みたいページへ飛べるので、便利でした。
-
キンドルアンリミテッドは月末が課金更新日?無料体験で損をしないために
Amazon キンドルアンリミテッドの課金更新日は、月末ではありません。Kindle Unlimitedへ加入した日から30日です。 キンドルアンリミテッドへ、月末や月途中に加入しても、30日間はきっ ...
続きを見る